宮師とは、御宮や社、神具などを造る専門の職人のことで、お寺や神社などを建築する宮大工と、鏡台、茶だんすなどと

いった比較的小さな日常品を扱う指物師との中間に位置します。ヒノキやケヤキといった国産の最高の木材を使い、一品一品

丁寧に造り上げていきます。

 あらかわショッピングモールでは、荒川マイスター福島喜久雄氏の手による御宮を購入することができます。

 

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御宮製作の工程

@製材、削り、かんながけ、加工(2分)

 樹齢80年を越えた大変貴重なヒノキを伐採後1年間以上乾燥させ、サイズに

合わせて裁断し、機械にて荒削りをした後、一つ一つ手でカンナがけしていき

ます。

 組み立てに向けて、穴あけなどの加工も行います。

 屋内に飾るものにはヒノキ、屋外のものにはケヤキを主に使用します。

 

 

 

 

 

A組立て(1分56秒)

 加工を行なった部品を組立てます。正確に計算してあけられた穴や溝を利用

して、部品を嵌め込んでいきます。

 用意された数百点にも及ぶパーツが、一つの形になっていきます。

 

 

 

 

 

 

 

B仕上げ(2分)

 屋根を取り付け、屋根板を貼っていきます。銅板部分の貼付けは外注します。

 この製品の場合は、製材から2週間ほどで出来上がりますが、複雑な特注品

の場合、完成まで半年近くを要する場合もあります。

 

 

 

 

 

 

 

Cインタビュー(1分33秒)

 福島氏に宮師仕事にかける想いを語ってもらいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

完成品

 

 

●○福島喜久雄氏 プロフィール○●

 日本古来の建築物を今に伝える宮師として、設計、製図、製造を一貫して手掛けている。

 その実績は、羽田空港の穴守稲荷やデパートの社屋に奉る神社、結婚式場さらに、明治神宮復興製図1/20の神宮製作

にまでおよぶ。

 国産の最高級のケヤキとヒノキを材に、お客のあらゆるニーズにこたえる格調ある製品を生み出している。

 平成9年には、その高い技術と卓越した技能により「荒川マイスター」として表彰された。

 

○●○○ 福島喜久雄氏 作品集 ●○○●

屋外宮(社)

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神棚

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福島氏の作品は当ショッピングモールから注文・お問合せできます。

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