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 江戸時代、はさみには植木用しかありませんでした。しかし、明治時代に入り、衣服の欧風化に伴い、それまでの布の裁断

に使われていた裁ち刀、裁ち包丁よりも機能的な刃物が求められるようになりました。

 そこで、吉田弥十郎(銘:弥吉)は素材を柔らかい鉄にし、刀の部分にはがねを付けるという刀鍛冶の技法を生かして裁ち鋏

を生み出しました。

 あらかわショッピングモールでは、吉田弥十郎の技法を受け継いだ石塚昭一郎さんの裁ち鋏を購入することができます。

 

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裁ち鋏の製作工程

@鍛接・穂延べ(2分43秒)

 まず、軸出しをした後、輪ごしらえをし、次に鍛接・穂延べをします。

 鍛接とは、親指・下指両方の地鉄に刃物鋼を付け、刃の部分を鍛え延ばして

 いくことです。

 次に軸曲げをします。

 

 

 

 

 

 

A刃付け(2分8秒)

 次に荒削り、輪仕上げ、焼き入れ、焼き戻し、歪み取り、粗研ぎ、中研ぎなどを

 経て、刃付けをします。

 

 

 

 

 

 

 

 

B完成品(1分56秒)

 裁ち鋏の完成品です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Cインタビュー(2分23秒)

 石塚さんに裁ち鋏づくりについて語っていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

●○石塚昭一郎氏 プロフィール○●

 石塚氏は、裁ち鋏の始祖、吉田弥十郎(銘:弥吉)の直弟子である石塚長太郎氏の孫。銘は三代目長太郎。刀鍛冶の技術を

ひく「総火づくり」で、裁ち鋏を作る。生地や時代の変化に応じて鋼材の吟味や裏すきの技法などに改良を加え、技術の練磨と

品質の向上に努めてきた。昭和60年度に荒川区登録無形文化財保持者、平成12年度に荒川区指定無形文化財保持者に

認定されている。

 

○○●○ 石塚昭一郎氏 作品集 ●○●○

総火造 八寸

総火造 八寸

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